「右派(右翼)と左派(左翼)の違い」 part1 中学校のある出来事からその違いが分かる??
今回は、
「右派(右翼)と左派(左翼)の違い」part1
ということで、何度調べてもよくわからない、その違いについて、中学校でのエピソードを使いながら、分かりやすく説明したいと思います!
part2には、その意味の覚え方も書いてあるので、合わせて読んでみてください!!
- 1.なんで上級生だけが、休み時間に校庭を使えるの??下級生は左派で、上級生は右派??
- 2.右寄りの左、左寄りの右、右の政策を持った左、左っぽいけど右、、、
- 3.右派と左派の覚え方。「箸理論」って?? part2へ。
1.なんで上級生だけが、休み時間に校庭を使えるの??下級生は左派で、上級生は右派??
みなさんの通ってた、通ってる学校の中で、上級生になったら休み時間に校庭で遊べるっていうルールがあった人はいますか?
もしくは、校庭じゃなくても、パソコン室、屋上を使えるとかボールを使えるとかでも構いません!
多くの学校には、こういった上級生を優遇するルールが伝統的にありますよね。
では、このルールをたとえ話として、右と左という概念について説明したいと思います!
A中学校では、休み時間には中学3年生しか校庭を使えない、という学校の伝統的なルールがありました。
中学1年生が入ってから、1ヶ月、そのルールをめぐって学校内で議論が起こりました、、、
中学1年生(左派)「先生!!中学3年生しか、休み時間に校庭を使えないなんて不公平です!ルールを変えて(変革して)、僕たちにも使わせてください!」
先生「いや、でもこのルールは学校の伝統でな、、、」
中学1年生(左派)「伝統なんて関係ないです!僕たちもこの学校の生徒なんだから、校庭を使う権利があるはずです。みんな自由に使えるようにして、平等にするべきです。」
中学3年生(右派)「いや学校全体のこと考えろよ!学校全員で一斉に校庭を使ったら、狭いだろう!そんなところで、遊んだらケガするかもしれないし。しかも、これは学校の伝統的なルールなんだから、従うべきだ。変えるってなったら、みんなを巻き込んで、せっかく安定してるのに、混乱するだろ!」
青字にした部分が重要な部分です。そこだけ抜き出すと、
中学3年生(右派):
全体、伝統、安定
中学1年生(左派):
公平(現状の不公平を訴えてるから)、変革(変える)、権利、自由、平等
つまり、一般的な話に置き換えると、
右は、
今までの伝統や体制を守っていこうという考え方。不平等を受け入れる。
左は、
現状の制度に不満を持っていて、それを変革することで、自由、平等、個人の権利の獲得といったことを達成しようという考え方。
ということです。
再び、たとえ話に当てはめると、
「中学3年生(右派)は、学校の伝統を守って、今の安定している状態を守ろうとしているのに対して、中学1年生(左派)は、現状の不平等な制度に不満を持ったから、自由で平等な制度への変革を訴えている。」
こんな状況になりますね。
たとえ話には出てこないお金の話を考えると、
右は、
お金持ちが持っているお金とか資産はそのままにする(今の現状を変えたくない)。
左は、
みんな平等な社会を目指しているから、お金をたくさん稼いでいる人は、そのお金を貧しい人にあげるべき。
という考えになります。
2.右寄りの左、左寄りの右、右の政策を持った左、左っぽいけど右、、、
頭が混乱してきましたね(笑)
実は、意味を覚えたとしても、右と左という考えは、非常に理解しにくいです。
そこで、右と左という考えを理解するときに大きな問題になるものとして、
・相対的
・その定義が人によって違う
・定義に完全にあてはまることはなかなかない
の3つについて見ていきたいと思います。
相対的
まずは、相対的ということについて考えてみましょう。
ここにAさん、Bさん、Cさんがいます。
図がそれぞれの考えの立場を表しているとして、この図をパッと見ると、
Aさんが左派
Cさんが右派
Bさんは、右派と左派の両方の考え方を持った中道派(右派と左派の間)
ですね。
じゃあ次はこれはどうでしょう?
これだけ見ると、
Aさんは左派
Bさんは右派
ですね。
あれ、さっき中道派だったBさんが右派になっちゃいましたね。
Bさんは右派の考え方も持っているので、見方によっては(このように2人しか見なかった場合)、右派とも言えるわけです。
これがとても大事です。
つまり、
どこに視点を置くかによって、右か左かが決まるんです。
もちろん極端に右な人と、かなり右な人を比べても、かなり右な人が突然左の人になるわけではないですよ!
でも極端に右な人よりは左とは言えるかもれません(笑)
定義が人によって違う
相対的ということは定義が人によって違うということにもつながっていて、
ニュースを書いている人やネットで書き込みをしている人は、右と左という言葉を、それぞれの文章の文脈の中で使っていること多いので、
その文章を書いている人が、「どこに」視点を置いて、「誰のこと」を「右」、「左」と言っているか
ということを常に考えないといけません。
定義に完全に当てはまることがなかなかない
そして、3つめの定義に完全に当てはまることがなかなかないということについて。その説明のために、さっき僕が書いたそれぞれの特徴をもう一回書きます。
右は、
今までの伝統や体制を守っていこうという考え方。不平等を受け入れる。
左は、
現状の制度に不満を持っていて、それを変革することで、自由、平等、個人の権利の獲得といったことを達成しようという考え方。
一般的に、自民党は右派、民進党や共産党は左派と、言われています。
しかし、TPP*に対して、自民党は賛成、民進党と共産党は反対です。
※TPP:今までの貿易のルールを変えて、もっと自由に貿易できるようにしようというもの。
つまり、今までの制度を変えるんだから、左寄りの考え方かなって思うTPPに対して、
右派の自民党は、賛成
という、一見矛盾してそうなことが起こっているわけです。
なので、
「この人は右派って言われてるから、右寄りの政策しかしない!」といった考え方は避けましょう。
1つ1つの政策をよく見ることが大切です。
3.右派と左派の覚え方。「箸理論」って?? part2へ。
右と左の特徴、また右と左という考え方の難しい点が分かったところで、part2では、
について、書きたいと思います。
part2を読めば、右と左という言葉にいつも混乱しているあなたの悩みが解決するでしょう!!
※「右派、右翼」、「左派、左翼」の意味は違うともされていますが、基本的な方向性としては、変わらないので、この記事では同じ意味として使っています。
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「フランス大統領選挙」part2 大統領となるマクロン氏。今後どうやってフランスをまとめていく?
「フランス大統領選挙」part2
ということで、part1に引き続いて、クラス代表を決める選挙(フランス大統領選挙)におけるマクロン、ルペンの主張を見たのち、その結果と今後のフランスについて見ていきましょう!
part1はこちらから、
1.どんな意見を持っている??マクロン君とルペンさんの主張。
選挙の結果を見る前に、2人が代表になったらどんなことをしたいか、ということについて少し見てみましょう。
マクロン君
「僕が代表になったら、学年の他のクラスとの交流を今まで通り積極的に行っていきたい。また、僕は転校生でどのグループにも属していないから、グループにはしばられずにこのクラスによくしていきたい。」
ルペンさん
「私が代表になったら、このクラスの結束をもっと強めたいと思います。今まで行われていた他のクラスとの交流はやめて、もっとこのクラスのメンバーだけで遊んでいきたいです。また、最近このクラスで盗みなどが多発しているのを受けて、他のクラスから人が入ってくるのにルールを作って、制限していきたいと思います。」
2人の話を聞いてどう思いますか?
全然違うと思いませんでした?
特に、この2人の意見が大きく異なっているのは、他のクラスとの関わり方についてですね。
マクロン君は、
今まで通り他のクラスとの関わりあいを続けていこう
と言い、ルペンさんは、
自分たちのクラスで関わることを第一優先して、さらに最近起こっているトラブルを止めるためにも、他のクラスの人が自分のクラスに入ってくるのも制限しよう。
と言っています。
実際のフランス大統領選における2人の主張を見てみると、
マクロン氏
(下に簡単な言い換えあり)
(抜粋)
・国や地方の公務員を最大で12万人、議員定数を最大で3分の1それぞれ削減して歳出を抑える一方で、経済成長を促すための企業への優遇策として法人税を減税したり、年金などの社会保障費の企業負担を減額したりする
・社会格差の是正のために、失業手当の給付基準を緩和し、自営業者が職を失った場合や自己都合で退職した場合などにも支払われるようにすることを訴えています。さらに、失業率や犯罪率が高い大都市の郊外などを対象に、小学校の少人数学級を実現し、教師の数を増やすことや、この地域出身の若者を雇用した企業に、3年間で170万円余りの補助金を支払うなどとしています
・EU=ヨーロッパ連合の枠組みを堅持することを前面に打ち出しています。具体的には、単一通貨のユーロを維持し、ドイツと連携してEUのけん引役を果たすとともに、新たにエネルギーやデジタル分野での単一市場の創設を目指すなど、EUのさらなる統合を進めることも目指す
・中東やアフリカなどからの難民の受け入れについては、EUの方針に従って受け入れるとする一方で、合法的な手続きをへた移民についても受け入れを進める
・EUなどの各国間を国境審査なしで移動できる「シェンゲン協定」は守りながら、域外との境界の警備は強化し、不法な移民は取り締まる
簡単に言い換えると、
・公務員とか議員の人数は減らして、なるべく税金を使わないようにする一方で、会社には税金などからくる負担を減らして、頑張ってもらう。
・格差問題があるのを受けて、仕事がなくなっちゃって、不利な状況にある人への支援を増やしたり、失業する人が多かったり、犯罪が多い大都市の周りの街で、教育を充実させたり、若い人たちの支援を行っていく。
・ドイツとかと協力しながら、EU(ヨーロッパ連合)をもっと大きくする。
・中東やアフリカからの難民はEUのルールに従って受け入れる。移民もちゃんとルールを守ってくれれば受け入れる。*
・EUの中を自由に移動できる今までのルールは守りつつ、ルールを破ってEU入ってくるような人たちは取り締まる。
※ちなみに「難民」と「移民」の違いって分かってますか??
難民:迫害のおそれ、紛争、暴力の蔓延など、公共の秩序を著しく混乱させることによって、国際的な保護の必要性を生じさせる状況を理由に、出身国を逃れた人々
移民:移住の理由や法的地位に関係なく、定住国を変更した人々を国際移民とみなす
要するに、
難民は、自国でなにか危機等があるために、逃げてきた人たち
移民は、仕事を探したり、大学に行ったり、結婚したりなどといった理由でその国に引っ越してきた人たち
のことを指します。
次にルペン氏
(抜粋)
・フランスの「自由」「安全」「繁栄」などをテーマに据えた公約を掲げ、憲法に自国民の利益を優先すると明記する憲法改正も行う
・通貨・立法・国境管理・経済の4つの分野について、「国の主権」を取り戻すようEU側と交渉を行った上で、EUにとどまるかどうかを問う国民投票を行うとしています
・警察官を1万5000人、兵士を5万人、それぞれ大幅に増員し、刑務所の収容能力も4万人分増やして、治安当局の監視対象となった外国籍の人間は国外に追放する
・EUの中で廃止された自国の国境管理を復活させ、移民や難民の受け入れを制限するとともに、国内の移民についても不法入国者は理由を問わず、国外に退去させる
・両親の国籍を問わず国内で生まれた子どもに自動的に国籍を与えてきた従来の制度を廃止し、これまでより厳しい条件を満たさなければ国籍を取得できないようにする。
・フランスの企業や労働者を守るため、国内の規格を満たさない外国製品は、輸入や販売を禁止。公共事業を受注できるのは原則としてフランス企業に限り、企業が外国人を雇用した場合は税金を課すとしています。さらに外国からの輸入品に3%の関税を課し、それを財源に低所得者や年金生活者の購買力を引き上げるための手当てを導入する
簡単に言い換えると、
・フランスの国民を優先する方向性で政策を実行していく。それにあたって憲法もそのように変える。
・EUから「国の主権」を取り戻す。そして、EU残るかどうかの国民投票を行う。
・テロ等対策、安全の確保のために、警察の力を強くして、さらにテロ等を実行する危険性のある疑わしい外国人は追い出す。
・外国人がフランス国籍を得るのを難しくする。
・外国との貿易を制限して、フランス国内の産業を守る。フランスの企業を優遇したり、会社にフランスの国民を優遇するようにさせる。外国から入ってくる商品に関税をかけて、それで得たお金を、所得の低い人や年金生活をしている人にまわす。
2人の主張は分かりましたか??
では最終的には、どちらが勝ったのでしょうか、、、
2.勝ったのは…?でも、その投票率は、、、
最終的に、決選投票で勝って大統領になったのは、、、
マクロン氏
でした!!
(もちろんたとえ話でもマクロン君が勝って、クラス代表になりました(笑))
得票率は、マクロン氏は66.1%、ルペン氏は33.9%でした。
ちなみに、全体の投票率は約75%で、いつもは投票率が80%は超えるというフランスの大統領選挙としては、低い数字になったそうです。
それは、ルペン氏もマクロン氏も嫌だという人が多かったからなのでしょうか、、、
大統領選という日本の衆議院、参議院選挙とは性質が違うもののため、単純比較はできませんが、、、
日本の選挙の投票率は50%台、、、
自分の国の方向性を決める大事な選挙。
これでいいのでしょうか????
それについては、また別の機会に話すとして、
では、なぜ最終的にマクロン氏が勝ったのでしょうか?
マクロン氏の勝因としては、以下のようなものがあげられています。
(抜粋)
・「左派でも右派でもない政治」を掲げて無所属で立候補することで、現状の政治に不満を持つ有権者の支持を集めるとともに、極右政党・国民戦線のルペン氏の当選を阻みたい多くの有権者の受け皿になったものと見られます。
・1回目の投票で敗退した中道右派の共和党と急進左派の左派党の候補者の支持者も2回目の投票では多くがマクロン氏に投票したと見られています。
・また、公約面では、長引く景気の低迷を打開するため企業への優遇策を打ち出し、法人税の減税や年金など社会保障費の企業負担の削減を訴えるなどして、企業経営者などの支持を固めたものと見られます。
・また、マクロン氏はEU=ヨーロッパ連合の枠組みの堅持を前面に掲げ、EUなどの各国で国境審査なしで移動できる「シェンゲン協定」や単一通貨ユーロを守ると強調していて、EUの統合に賛同する多くの有権者の支持を集めていました。
簡単に言えば、
・今までの主流だった政党に所属していないという事で、これまでの政治が嫌だった人たちの支持を集めた。ルペン氏に大統領になってほしくない人たちが、マクロン氏に入れた。
・第一回投票で敗れた候補者がマクロン氏への投票を呼び掛けるなど、一回目で他の候補者に入れた国民の支持を得た。
・税金などの会社の負担を減らす政策を出したため、会社の経営者などに支持された。
・EUとの関係を今後も維持、強化するつもりという事で、EUに賛成している人に支持された。
などが、勝因として、あげられているものになります。
3.今後のフランス
マクロン氏が新大統領になりましたが、
今回の選挙では、EUに残りたい人たち、抜けたい人たち、今の社会、特に移民に対して不満をもつひとたち、社会的に成功しているエリートなど、様々な立場の人たちが存在し、その中で意見の対立があることが分かりました。
だからこそ、主要な2つの政党が決選投票まで残らなかったのだと思います。(今までの政治への不満)
今後はそんなばらばらになったフランスの国民を、どうやってまとめていくのかがマクロン氏に問われる
と自分は思います。
また、6月には議会の選挙が行われます。
この選挙で、自分のことを支持してくれる人たちで議会の過半数を占めることが、大統領が力を発揮できるかに大きく関わってきます。
政治の世界にいる時間は短く、これから自分の政党を作るマクロン氏が、議会でどのくらい自分を支持する人たちを獲得できるか。
楽しみにしましょう!!
今回は、あるクラスでのクラス代表の選挙をたとえに説明しました。しかし、実際の大統領選はもっと複雑で、色々な争点があります。第一回選挙の結果や、第一回投票で負けてしまった人たちの公約はとても面白いので、是非さらに調べてみてください!!
また極右と呼ばれて注目を集めたルペン氏ですが、「右派と左派」の違いについての記事もあるので、よかったら参考にしてみてください。
以下に参考になるサイトを載せておきます。
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「フランス大統領選挙」part1 クラスの代表は誰に!?マクロン君?ルペンさん?
今回は、2017年5月7日(日曜日)に行われた
「フランス大統領選挙」について書きたいと思います。
この記事では、ある高校のあるクラスで行われたクラス代表を選ぶための選挙の場面をたとえ話として、大統領選について考えていきます。
part1では、クラス代表の選び方(大統領選の行われ方)、立候補者の特徴、第一回選挙の結果、
part2では、マクロン氏、ルペン氏の主張、大統領選の結果、今後のフランスについて書いていきます。
1.僕のクラスの変わったクラス代表選び。クラス代表の権限とは!?大統領選挙のやり方と大統領の権限。
みなさん、まずは、自分の小学校、中学校、高校のクラスを思い出してみてください。
思い出せましたか?
今日は、そこでクラスの代表を選ぶ選挙が行われることになっています。早速、その様子を見ていきましょう。
先生「じゃあクラス代表を選ぶ選挙を始めたいと思います。えーと、確か立候補しているのは、、、」
A男「5人です!*マクロン君、ルペンさん、メランション君、フィヨン君、アモン君です!」
※本当は候補者は11人いますが、たとえ話の中では、主要な5人のみを扱うこととします。
先生「そうだったね!じゃあまずはこのクラスの選挙のやり方をおさらいしようか。」
このクラスでは、以下の図のような方法で、クラス代表を選ぶことになっています。
※過半数:有効投票数の過半数=投票をした人の半分(国民全員の半分じゃないよ!)
※決選投票:一回目の投票で結果がでなかったときに、再度行う投票のこと
図:筆者作成
この図は、フランス大統領選挙の制度を簡単にまとめたものでもあります。
文章で書くと、
最初に候補者全員に対して投票する。
↓
そこで過半数の票をもらったものがいなかったら、一回目の投票で一番と二番にたくさん票をもらった人が、決選投票に進む。
↓
決選投票で、過半数の票を得た人が大統領になる。
という感じになります。
ここで、1つ質問です。
小学校、中学校、高校でこんなに複雑な方法でクラスの代表を決めてた人いますか?
恐らく、そんな人はいないと思います(笑)
ではなぜこのクラスでは、こんな方法でクラスの代表が決められているのか。
それは、
クラス代表の力がすごく強い
からです。
このクラスでは、代表になると、
クラスのルールを変えられたり、みんなが何の係をやるか決められたり、隣のクラスと何か合同で遊んだりする計画を立てられたり、、、(この例はフランスの大統領の権限とは関係してません)
いいことだらけです!
実は、今のフランスでは、このクラス代表の例と同様に、
大統領が大きな権限を持つ
制度になっているんです!
大統領の権限としては、
軍の指揮権、外交権、首相の任免権、国民議会の解散権、法律や条約・憲法改正案を議会を通さず、直接国民投票にかける権利、自身の免責特権および恩赦を与える権利
などがあります。
2.どんな人が立候補しているの?候補者の特徴。
まずは、たとえ話から。
今回のクラス代表の選挙に立候補している、
マクロン君、ルペンさん、フィヨン君、アモン君、メランション君
どんな人たちなのでしょうか。
①マクロン君
最近、転校してきた転校生。学校、クラスにいる期間は短いが、とても頭がいい。
②ルペンさん
普段はクラスの中で、あまり目立たなくて、あまり他の人との関わりもない、少人数グループに所属する。でも自分のクラスは大好き。
③フィヨン君
クラスにある二大グループの1つのリーダー的存在。みんなからの信頼も厚く、最有力候補だったけど、クラスメイトとのトラブルが発覚して、微妙な空気に。
④アモン君
クラスのもう一つの大きいグループのリーダー的存在。
⑤メランション君
元々は、アモン君のグループと仲良かったけど、今は別のグループの人とよく遊んでいる。
みなさん、もう一度自分の小学校、中学校、高校を思い出してみてください。
なんかクラスにいくつかグループってありませんでした?(笑)
そのイメージだと、
・フィヨン君とアモン君が2つある大きいグループの中心的存在
・メランション君はちょっと小さいグループ
・ルペンさんは少しみんなとは違うタイプの人が集まった少数グループ
・マクロン君は転校生だからどこのグループにも所属してない
という感じになります。
え、みんなの特徴が少なすぎるって?
やっぱり現実の政治をクラスの代表選挙に置き換えるのには、限界が…(笑)
まあとにかくイメージをつかんでもらえればって思います!(笑)
3.第一回選挙の結果…。
まずは、第一回の投票が行われて、過半数を得る人はおらず、
マクロン君、ルペンさん
が上位2名(マクロン君が1位)として、決選投票に進むことになりました!
(実際の大統領選挙で、第一回投票で過半数を獲得した人は、まだいないそうです。)
この結果には、みんなびっくり。
なぜなら、
なんと、クラスの二大グループの候補者が両方とも落選しちゃったから!!!
今まで、何回かクラス代表のクラスの選挙をやったことがあるけど、そんなことはなかったようです。
実際の大統領選挙では、
アモン氏が「社会党」という党、フィヨン氏が「共和党」という党に所属していて、今まで大統領は、この2つの政党のどちらかから出るのが普通でした。
でも今回の選挙では、2人とも決戦投票に進めなかったから、みんなびっくりしました。
今の政治体制が始まってから、初めてのことでした。
たとえ話へ。
そして、決選投票に進んだのは、転校生のマクロン君と少人数グループのルペンさん、そんな異例の決戦投票を制したのは、、、
part2へ続く...
part2では、マクロン氏、ルペン氏の主張、大統領選の結果、今後のフランスについて見ていきます。
このブログは、たとえ話などを使いながら、政治や政治に関連したニュースを、理解しやすく、とっつきやすくすることを目的としています。
このサイトに書いてあることは、全体のほんの一部の情報でしかありません。
もし、このページを見て、このテーマに興味を持ったら、自分で”今”調べてみてください!
もっと詳しい情報があるはずです。難しいことも書いてありますが、ここでそれらの情報の基礎を抑えたから、きっと理解できるはずです。
そして、多くの情報を得たうえで、自分だったらどう思うか考えてみてください。
そして、それをどんどん友達に話してみてください。周りを巻き込んでいってください。
きっと、あなたのその一歩が、日本を変える一歩になります。
よかったら、SNS等でシェアしていただけると、大変嬉しいです!
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「共謀罪とは?」 試験期間に遊ぶ計画失敗!?遊んでないのに何で怒られた?
まず最初のテーマは、
「共謀罪」について書こうと思います!
- 1.行ってないのに怒られた!?計画段階で捕まるようになる?
- 2.言ってないのに怒られた!?盗聴の恐れがある?
- 3.怒られたのにはまだ理由があった!?A子の行こうとしていた場所とは。重大犯罪とはなんなのか。
- 4.A子はB子と遊びに行く約束を本当にしていた?どんなことをしたら、計画したことになるの?
- 5.A子とB子は犯罪者集団!?組織的な犯罪集団とは?
- 6.なんでお母さんはA子の行動を監視してた??そもそも共謀罪を作る目的とは。
- 7.最後に
<時間がない人のための要約>
共謀罪とは、
ある特定の犯罪を行おうと具体的・現実的に合意することによって成立する犯罪。実際に犯罪を行わなくても、何らかの犯罪を共謀した段階で検挙・処罰することができる。
のこと。
つまり、
実際にまだ犯罪を実行していない段階、つまり犯罪の計画をしている人たちを捕まえることができようになる
ということです。
犯罪を計画したとみなされるためには、
具体的・現実的に合意
をすることが必要なため、食事のときなどに冗談等で、犯罪の計画について話しても捕まることはありません。
また、その共謀罪の適用の対象となるのは、
組織的な犯罪組織による重大犯罪
のみであり、一般市民は捜査の対象にはならないと政府は言っています。
共謀罪を作る目的は、
・テロ等の重大な犯罪を予防するため
・「国際組織犯罪防止条約」という組織的な犯罪を防止する条約に入るためには、この共謀罪の法律を成立させることが必要なため
などがあげられます。
共謀罪に反対する人の意見としては、
・事前に計画していることを調べるために、盗聴等が行われるようになる可能性がある
・組織的な犯罪集団や現実的、具体的な合意の認定が、捜査機関の都合のいいように行われる可能性がある
・共謀罪の対象となる犯罪が277あり、そこには重大でない犯罪、テロに関係ない犯罪も多く含まれている
・「国際組織犯罪防止条約」に入るためにこの法律が必要というが、そんなことはない
・本当は国民の監視を強化するための法律ではないのか?
などがあげられます。
1.行ってないのに怒られた!?計画段階で捕まるようになる?
A子「今日からしばらく部活ないね!少し休めるから嬉しー!」
B子「でも試験があるよ…」
A子「まあそうなんだけどねー。あ、ねえねえ!今週さ、お母さんには黙って、ちょっと遊びに行かない?息抜きにさ!」
B子「お、いいね!行っちゃおー!どこ行く??」
こうして試験期間にも関わらず遊びに行く約束をした2人。しばらくすると、、、
お母さん「あんた、試験期間に遊びに行く約束したでしょ!!ちょっとそこに座りなさい!」
A子「え、、、」
こうしてA子はこっぴどくお母さんに叱られました、、、
でも、ちょっと考えてみてください。
なぜ、A子はお母さんに怒られたんでしょう??
だって、A子は、まだ遊んだわけではなかったはずです。
言い換えれば、
まだ本当に遊んだわけではなくて、計画しただけのA子が怒られるのはどうなのか?
ということです。
もしかしたら、A子はこうやってお母さんに反論するかもしれません。
「まだ遊びに行ってないし!友達と冗談で話してただけなんだから!」
さて、ここで、お母さんを捜査機関、A子を犯罪者に置き換えてみましょう。
そうすると、
犯罪の計画をしている犯罪者が、まだその計画を実行はしていなかったけど、計画していたからという理由で捕まった。
たとえ話と関係させると、
犯罪の計画をしている犯罪者(遊びを計画していたA子)が、まだその計画を実行はしていなかったけど(まだ遊びには行ってなかったけど)、計画していたからという理由で捕まった(B子と計画を立てたからという理由でお母さんに怒られた)。
という状況になることが分かりますね!
これが、共謀罪のポイントです。
共謀罪の定義を見てみると、
ある特定の犯罪を行おうと具体的・現実的に合意することによって成立する犯罪。実際に犯罪を行わなくても、何らかの犯罪を共謀した段階で検挙・処罰することができる。
赤字で書いてあるように、犯罪者を計画をしている段階で捕えることができるようになる、ということが分かります。
それは、「共謀」という漢字にもしっかり表れていて、
「共」:一緒。また、同時。
「謀」:物事がうまくゆくように、前もって考えた手段・方法・計画。また、計略。もくろみ。
つまり、一緒になって、なにか計画を立てることが、罪になる、という意味になります。
(もちろん、全ての計画ではなく、組織的犯罪集団による重大な犯罪の計画のみ)
共謀罪の一番重要なポイントが分かったところで、もっと詳しく見ていきましょう!
2.言ってないのに怒られた!?盗聴の恐れがある?
A子は、B子と計画をしていただけで、お母さんには一切遊びに行くことを話してませんでした。
お母さんはどうやってA子が遊びに行く計画をしていることを知ったのでしょうか?
なんと、、、
お母さんは、A子のスマートフォンでの通話を全部聞けるようになってたのです!!
これには、A子も大激怒。
A子「それは本当にひどいよ!私のプライバシーのことも考えてよ!!」
当然です。僕もお母さんにスマホの電話を聞かれたら、めっちゃ怒ります(笑)
実は、これが共謀罪に反対している人たちの大きな反対理由の1つになっているんです。
つまり、
犯罪を計画していることを証明するために、盗聴等が行われる可能性がある
ということです。
東京新聞の2017年2月3日の記事の中では、
犯罪に合意することを処罰対象とする「共謀罪」と趣旨が同じ「テロ等準備罪」を設ける組織犯罪処罰法改正案について、金田勝年法相は二日の衆院予算委員会で、捜査で電話やメールなどを盗聴できる通信傍受法を使う可能性を認めた。実行行為より前の「罪を犯しそうだ」という段階から傍受が行われ、犯罪と無関係の通信の盗聴が拡大する恐れがある。
と書かれています。
これに対して、政府は、
組織的な犯罪の共謀罪の新設に際して,新たな捜査手段を導入するものではありません。
と回答しており、
共謀罪が成立したからといって、それを根拠に、盗聴等を使った、新しい捜査をするわけではないよ
としています。
※すでに成立している「通信傍受法」という法律について調べてみると、盗聴等の捜査の拡大に対する反対者の不安をさらに理解することができます。
3.怒られたのにはまだ理由があった!?A子の行こうとしていた場所とは。重大犯罪とはなんなのか。
実は、すごくお母さんが怒ったのには、もう1つ理由がありました。
それは、、、
なんと、A子とB子は、ディスニーランドに行こうとしていたのです!!
楽しいですよね、ディズニー(笑)
お母さんも、近くの公園とかプールぐらいなら許してやろうと思いましたが、ディズニーランドはさすがに許せませんでした。
お母さんにも許せる範囲と、許せない範囲があるように、共謀罪では、罪になる犯罪の範囲が決まっています。
法務省はその範囲について、以下のように言っています。
その対象となる犯罪は 、
① 重大な犯罪(死刑又は無期若しくは長期4年以上の懲役・禁錮の刑が定めら れた罪)であり,
② 組織的な犯罪集団の関与するもの
に限られています。
よって、組織的な犯罪集団でもなく、重大な犯罪を犯そうともしてない、私たち普通の国民が、この法律によって、犯罪に巻き込まれるようになることはないよ、ということですね。
これに対して、共謀罪に犯罪している人たちは、
法律の中で、犯罪にあたる行為が277もあって、その中にはあんまり重大じゃない犯罪も入っている
と言っています。
※ここでは、細かくは書きませんが、「共謀罪」という法案、今は「テロ等準備罪」という名前で提出されています。共謀罪とテロ等準備罪は全く異なるという政府見解もありますが、共謀罪の内容とほとんど変わらない、事実、277項目のうち、多くの項目はテロとは関係ないものだという批判もあります。
4.A子はB子と遊びに行く約束を本当にしていた?どんなことをしたら、計画したことになるの?
A子は、B子と遊びに行く約束をしていたわけですが、
この電話の会話だけで、本当に遊びに行く約束を固めたことになるんでしょうか??
きっとみなさんの友達にも1人はいると思います。
いつも遊びに行こうって言うのに、結局全然遊びに行かない人(笑)
実は、A子はこの電話のあと、予定表にそれを書き込み、さらにチケットまで買っていました。
これは計画をしていたといってもよさそうですね。
ここで、もう一度共謀罪の定義に戻ってみましょう。
ある特定の犯罪を行おうと具体的・現実的に合意することによって成立する犯罪。実際に犯罪を行わなくても、何らかの犯罪を共謀した段階で検挙・処罰することができる。
今度は、前半の言葉に注目します。
ここでは、計画の定義として、
具体的・現実的に合意すること
が必要だとされています。
なので、計画のことについて、事前に話し合いを行ったり、それに参加したりするだけで、処罰されることはないと、政府は言っています。
例えば、頭の中で、どうやって犯罪を実行するか考えたり、友達と話している中で犯罪行為について盛り上がっただけでは、捕まることはありません。
A男「お金欲しいなー。ちょっと今から銀行強盗しにいっちゃう??」
B男「いいねー!賛成!しようしよう!」
警察「今、銀行強盗を計画していたな!逮捕する!」
ということにはならないわけです。
しかし!
ここでいう
具体的・現実的な合意
というのは、はっきりとは定義されていないため、捜査機関が都合のいいように解釈してしまうのではないか、という不安の声もあがっています。
5.A子とB子は犯罪者集団!?組織的な犯罪集団とは?
共謀罪では、処罰の対象になるのは、組織的な犯罪集団のみ、としています。
A子とB子は組織的な犯罪集団でしょうか??
もちろん違います(笑)
政府は、共謀罪の適用について、以下のように述べています。
法案の共謀罪は,例えば,暴力団による組織的な殺傷事犯,悪徳商法のような組織的な詐欺事犯,暴力団の縄張り獲得のための暴力事犯の共謀など,組織的な犯罪集団が関与する重大な犯罪を共謀した場合に限って成立する。
これによれば、例えば、暴力団や組織的な詐欺集団のことを指すようです。
しかし、ここで、組織的な犯罪集団かどうかということを判断するのは、またまた捜査機関なので、普通の市民団体等も、捜査機関の解釈次第では、犯罪集団にされてしまうのではないか、という不安が持たれています。
6.なんでお母さんはA子の行動を監視してた??そもそも共謀罪を作る目的とは。
ここまで、共謀罪について、主なポイントや、それに対する反対意見、不安な点などを見てきましたが、なぜ今共謀罪が必要とされているんでしょうか?
もう一度たとえ話に戻ってみましょう。
A子のお母さんは、学校の保護者の集まりに参加しています。そこでは、保護者同士で情報の交換が行われているのですが、そこにはある恐ろしいルールがありました。
それは、、、
子どもたちが、どこに行くことを計画しているのか、今度どんな遊びをする予定か、ということを調べて報告しなければ、その保護者会には参加できない
というものでした。
子どもからしたらたまったものじゃない…
でもお母さんは、他のお母さんからの情報が欲しかったから、ルールを守っていたのです。
政府は、共謀罪が必要な理由として、以下のように述べています。
国際組織犯罪防止条約は,一層効果的に国際的な組織犯罪を防止し, これと戦うための協力を促進することを目的とする国連条約であり,平 成15年9月に発効しています。
(中略)
この条約は,締約国に対し,重大な犯罪の共謀等を犯罪とすることを 義務付けています
(中略)
そこで 我が国も 国際社会の一員として この条約を早期に締結し 国際社会と協力して,一層効果的に国際的な組織犯罪を防止するため, この条約が義務付けるところに従い,「組織的な犯罪の共謀罪」を新設 する必要があります。
つまり、世界的に組織的な犯罪集団の犯罪を防止する条約があって、そこに入るために、この法律を通すことが必要だよ、ということです。
お母さん(日本)は、周りのお母さんたち(国々)の空気(流れ)を読み、ルールを守って(共謀罪を作って)、その保護者会(条約)に参加したということです。そうしなければ、色々な情報を手に入れることもできませんから。
一方で、反対派は、今の法律のままで、組織的な犯罪を十分に防ぐことが可能であり、共謀罪を作らなくても、この条約に入ることはできる、と言っています。
さらに、反対派からは、そもそもこれは条約に入ることが目的なのではなくて、国民に対する監視を強化することが目的なのではないか、という声も多く上がっています。
7.最後に
組織的な犯罪集団による重大な犯罪を取り締まるのには、もしかしたら共謀罪が必要であり、それが私たちの安全な生活につながるのかもしれません。
一方で、法律というのは強制力を伴うものなので、一度判断を誤って、法律を作ってしまうと、あとで取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。
私たちがするべきことは、あとで、「こんなことになるなんて知らなかった」などと言うことにならないように、この議論について、私たちがしっかり考え、選挙を通して意見を発信していくことにつきると思います!
どうでしたでしょうか?共謀罪というものが、どのようなものなのかということが少しでもわかってもらえたら嬉しいです。
このブログは、たとえ話などを使いながら、政治や政治に関連したニュースを、理解しやすく、とっつきやすくすることを目的としています。
このサイトに書いてあることは、全体のほんの一部の情報でしかありません。
もし、このページを見て、このテーマに興味を持ったら、自分で”今”調べてみてください!
もっと詳しい情報があるはずです。難しいことも書いてありますが、ここでそれらの情報の基礎を抑えたから、きっと理解できるはずです。
そして、多くの情報を得たうえで、自分だったらどう思うか考えてみてください。
そして、それをどんどん友達に話してみてください。周りを巻き込んでいってください。
きっと、あなたのその一歩が、日本を変える一歩になります。
参照:
法務省 「組織的な犯罪の共謀罪」をめぐる各方面からの御意見・御指摘に対する法務省の考え方
法務省 組織的な犯罪の共謀罪~対象となり得るケース・ならないケース~
法務省 「組織的な犯罪の共謀罪」の創設が条約上の義務であることについて
日弁連 テロ等準備在は共謀罪です 名前を変えてもその危険性は変わりません
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